一夜限りのセレブリティ――スイートルームに宿泊した話

わたしたち夫婦は日本に家がありません。
そのため、一時帰国の際にはお互いの実家に泊まったり、ホテルに宿泊します。

私自身は宿泊場所に対して“それなりに快適に寝られれば良い”という考え方なのですが、夫(ビジホ推しの大のホテル好き)の影響で多種多様なホテルに泊まるようになりました。
日本で暮らしていた頃も、自宅から電車で20分の場所にあるビジネスホテルに宿泊したこともあったり。

そして2019年末の一時帰国では、なんとスイートルームに宿泊してしまいました。
スイートルームなんて、外国人タレントか大金持ちの方しか足を踏み入れてはいけないと思っていたので、フロントで「やっぱりダメです」と言われたらどうしようと最後までドキドキしていました。

宿泊したのは「ザ・プリンス さくらタワー東京」のさくらスイート。
本来ならば1泊ウン十万というどえらい価格ですが、系列グループのホテルで結婚式を挙げたときの特典を使って無料で泊まることができました。
ホテルで結婚式を挙げるの、おすすめです。

まずはリビング。部屋が広すぎて35㎜レンズでは全景を撮れない…!
この広さ、もはや住めます。

はしゃぎすぎて、思わず小躍りしてしまいました。モザイクの下でわたしはニヤニヤしています。


コーヒーを淹れられるカウンターもありましたが、オシャレすぎて持て余しました。


さくらタワーだけに、カーペットは桜模様。

窓が大きいので、眺めも抜群です。ソファーにゆったりと腰かけて、夜はお酒を、朝はコーヒーを楽しみました。気分はセレブリティ。
また、寝室から見る景色も素敵でした。寝室にもテレビやコーヒーマシーンが設置されていて驚いてしまうあたり、庶民感まる出しです。


寝室からも東京タワーが見えます。

神は細部に宿る。高級スイートはトイレの取っ手が豪華。
しかも、トイレとクローゼットが2つもあります。トイレが実家より広い…。

バスルームはバブル機能つきで、アメニティも充実。
鏡には曇り止めが施してあるという徹底っぷりでした。

なお、ラウンジはさくらタワーだけでなく、同じ敷地内にあるグランドプリンス高輪とグランドプリンスホテル新高輪のラウンジも利用できました(※プランによって異なると思います)。
内装はもちろんのこと、飲み物や軽食のラインナップもホテルごとに異なるので、廻るのがとても楽しい。

ラウンジにあった鶏の丸焼きに感動して写真を撮っていたら、ほかのお客さんに不審がられました。

ラウンジから部屋に戻ると、明日の天気を書いた紙とチョコレートが。至れり尽くせり。
なお、チョコは夫に勝手に食べられていました。

こうして、一夜限りのセレブ生活を満喫しました。
ひたすらベタ褒めしたのでヨイショ記事のようになってしまいましたが、この投稿は「いいホテルに泊まったぜ自慢」です。あしからず。

宝くじにでも当選しない限り、この部屋には二度と来られないでしょう…。
とはいえ、とても雰囲気のよい素敵なホテルだったので、ぜひまた宿泊したいと思いました。そのときは手の届く価格の部屋に泊まることになりますが、それでも奮発しないといけないですね。

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